地域で活動されている非営利団体 障害児者余暇支援活動 いごこちよかさんのホームページ制作のご依頼がありました。
いごこちよかさんは数年前から市の助成金をうけて活動されていますが、活動継続のためには予算が必要ということで、オンライン寄付募集システムでサイトを作られました。 寄付サイトはこちらから見れます
もともと市が運営するホームページをお持ちでしたが、今回新たに、寄付サイトをリンクさせるホームページを制作したいとのことでした。

人が応援・支援したくなるのはそれに魅力を感じるかどうか

人が応援・支援したいと思うものは、情熱を持って活動している人や楽しそうに活動している人・自分にとって重要と感じている事です。

いごこちよかの活動は多岐に飛んでおり内容もとても素晴らしいです。さらにサークルに関わっている方たちも知見が広く、とても信頼性が高い団体です。
それをまとめているのが 代表の藤田さんでした。
藤田さんは元教師で30年以上教育に携われています。さらに福祉の知見が広く、大変アグレッシブで魅力的な方です。実際サークルに携わっている方達も藤田さんの知り合いが多くいらっしゃいます。
そういったことから、ホームページは全面的に藤田さんをクローズアップする事でしか支援には繋がらないと思いました

一般的に障害者福祉のイメージはポジティブ寄りではないことから、よくあるNPOの寄付サイトという感じではなく 楽しそう!この活動を応援したい!と思ってもらえるようなポジティブなホームページにしたいと思いました。

応援したくなるのは団体よりも個人

人が支援するのは 団体全体というよりも個人から始まることが多いです。(例えばサッカーなどでも個人が好きでその選手が所属する団体を応援します。)

そのために、新たに活動写真を撮影してもらいました。(藤田さんの教え子のプロカメラマンが撮影)
さらに、藤田さんにこれまでのサークルの経緯やご本人の経歴などをインタビュー式で動画撮影しました。
最近は動画や写真で情報収集を得る人が多いため色んな方にホームページを見てもらうには、動画は役に立つと思います。 →SUGAFUDE動画制作はこちらから

活動を応援してくれる人を増やすためには、今後も動画で対談特集などを組んでみてはというご提案もしました。(イメージは徹子の部屋)
動画対談相手には 他に活動している福祉団体や市の福祉課・寄付サイトに関係している方などにアポイントメントをとるといいと思います。(非営利団体からの申し出は断られる確率が低い)

ホームページの構成

ホームページは、見た人が(こちらが目的とする)行動喚起するためのわかりやすい動線が必要です。
そのため、TOPページのキャッチコピーを考えたり、目を惹きやすいバナーを制作し各ページにリンクさせました。
今回は「さぁ 余暇支援活動を楽しもう!」といった感じで新しくスタートするといった感じにしてみましたが、実際運用してみて今後も修正・変更していく必要があります。
また  TOPページや個別のページに 活動の参加や寄付サイトへ繋げるボタンなども適所に配置しています。
ボタンもただ設置するのではなく、ボタンを押すときにプレッシャーがないようなテキストリンクや配色にしました。(例:寄付サイトへ→寄付サイトを見てみる)

どんなデザインがいいか

綺麗なデザインというより、信頼性がアップするような、わかりやすく手作り感を感じるホームページになればと、藤田さんの写真やPOPなイラストを多用し、
追加で藤田さんの好きな花を水彩イラストで描き、ホームページ背景などに使用しました。TOPページに使用するフォントも太めのゴシック体にして元気さが伝わるようにしました。
各バナーもクリックしたくなるような楽しい雰囲気で作りました。

投稿ページに何を書くか

支援に繋げるには、これまでの経緯を知ってもらうことも重要です。 
これまで色々なイベントやワークショップを開催されており、その経緯などを載せることでこれまでの活動内容がよくわかり信頼性につながります。
藤田さんにこれまで作成した資料やテキストなどを見せてもらい、校正してホームページを作成しました。

LINE公式アカウントを利用する

今やユーザー数NO1のLINEですが LINE公式アカウントを利用することでメリットがたくさんあります。例えば、友達登録が手軽にできチャットで1:1のやり取りも可能
全ての機能を無料で使えるということですが、こちらをいごこちよかさんにも作ってもらいました
これまで会員個別に連絡メールをしていたそうですが、こちらを利用することで配信のもれがなく会員様とのやり取りをしてもらえます。

さらに 予算内でLINEのリッチメニューも作成し(寄付サイトやホームページとリンクする事で)、既存の会員さんにも広く見てもらうようにしました。
デメリットとしてはプラットフォームへの依存度が高いため、サービスが終了するとビジネスに支障が出たりすることもありますが
その場合はメルマガなども視野に入れておけば大丈夫です。
※メルマガとは「メールマガジン」の略称で、Emailによって配信され、発信側が知らせたい情報を任意で配信出来るという特徴があり、配信する時間やタイミングなども自由に選択することが出来ます。

今後の展開

2023 1月から運用開始なので今後の様子を見ながらホームページの改善などもご提案します。
ブログを書く場合は、キーワードが大事になります。検索する人は何を求めているのかを考え、それに合った情報を書くことが重要です。
いごこちよかさんの場合は活動内容が充実しているので、その過程や内容などを書くことでオリジナリティがある有益な情報になります。
又、今後はSNSなども利用していくとさらにホームページ見てもらえる確率が上がりますが、これらはすぐに結果に結びつくというわけではなくある程度の継続が必要になるので、
まずはできる範囲で何かやるといいと思います。
藤田さんの場合は、動画の対談を増やしホームページに載せたり、LINE公式で活動情報を定期的に配信(すでにされています)していくことから始めて行くといいと思います。
すでに多くのお知り合いに口コミでホームページのお知らせもされており、最近他福祉団体様からコラボイベントの申し込みがあったとのことです。

ご感想

早速ホームページを公開したところ、関係者の方から沢山感想をいただいたとご連絡いただきました。↓
(いごこちよかを丁寧にわかりやすく表していますね!)(HP拝見しました。地道に前を向いてここまでやってこられているのが伝わってきます)
(ステキなホームページができましたね すごいです)(新しいHPみました。とてもわかりやすくて綺麗です!)


またPR動画を見た方からは
(じっくり見ました。とても親しみが持てます)などと嬉しいご感想も。

F様より↓
私の思いにSUGAFUDEさんの思いを重ねてすごく熱い気持ちが(サイトに)出ています。これからもずっとお世話になります。


e-suga-design

ホームページは作ってからがスタートです。結果が出るまでとことんお付き合いし 集客のお手伝いをしていけたらと思っています。


SUGAFUDEのホームページ制作は、お客様の目的を達成するためのデザインを作ります。
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