個人事業主がスモールビジネスを展開していくときに 必ず必要なものが健康な身体とメンタルです

私は元看護師です。栄養学も学び、さまざまな疾患の患者さんを見てきました。しかし自分自身はというと糖質依存でお菓子大好き・45歳超えるとメタボリック体型になってしまいました。
毎日PC作業で長時間座り2年間で7キロも増えてしまい 身体やメンタルの不調を感じ始めていました。
そこでお菓子や小麦製品を控え野菜豆類をたくさん食べて運動していましたが、体重が数キロ減ったものの体調不良は変わりません。

そこであらゆる栄養学の本や厚生労働省の栄養資料などを読んで、食事内容を変更した結果 体重も減って身体の調子がいいのでその方法をシェアします。 

結果から先に言うと、デブなのに栄養失調だったということです。
肉類などのタンパク質・脂質が足りなかったことが便秘や不調の原因とわかり、積極的にお肉やチーズを食べるようにしています。
ヘルシーと言われている野菜は5大栄養素です。それを食べる前に日本人に必要な3大栄養素を摂ることが大事です。
3大栄養素というのは タンパク質・脂質・炭水化物です。その中でもタンパク質・脂質が足りないと栄養不足になります。あなたも、ちゃんと食べているつもりがタンパク質・脂質不足になっていませんか?
詳しくなぜその栄養素が必要なのか、適正量はどのくらいか?を説明していきます。

このブログは個人事業主の方向けに書いています。個人で頑張る方が元気に活躍できるよう応援します。
ぜひ最後までお読みください。(腎臓疾患や基礎疾患がある方は医者に相談・参考程度に読んでください♪)

なぜ??カロリーを抑え、野菜や豆類を食べて運動もしていたのに超便秘

よく巷で言われていること・・”和食・豆類・野菜をたっぷり摂ることで便秘も改善して健康になりますよ” これを律儀にやっていたところ 排便は3日に1回で量もとても少なくガスも溜まりがちで低体温、さらに白髪が増えお肌もやつれ気味でした。
運動も週3筋トレ+毎日8000歩歩いていたのに・・なぜなんでしょうか??

野菜にはビタミンが含まれていますが、人間の腸は食物繊維を消化する酵素を持っていないので海藻や豆類・野菜を食べすぎると腸につまり便秘になることもあります。
食べるときはよく噛んで食べ過ぎないことが大切です。
私の場合は野菜を食べ過ぎて、肉類などのタンパク源を摂取できなかったのが体調不良や便秘の原因でした。食べ過ぎを控えタンパク質と脂質をたくさんとると便秘が改善しました。

たんぱく質・脂質について

たんぱく質は人間の体を作ります。たんぱく質・脂質は動物性の食べ物です。動物性蛋白といえば 肉・卵・チーズです。
魚は動物性脂肪ではありません。ということで動物性の肉・卵・チーズを食べると 筋肉を作ったり髪の毛を作ったり・・人間の体を作ります。
厚生労働省のホームページを見てみました↓


1日の脂質エネルギー比率は20%以上(上限は規定しない)が良いと書かれています。
女性の必要カロリーが2000〜2500kcalとすると、400〜500Kcal程度の脂質が必要な計算になります。
タンパク質1g=4kcal なので一日100gのタンパク質が必要ということです。
脂質はタンパク質の次に摂取したいものですが、厚生労働省は総カロリーの30%の摂取を進めています。
計算すると70gの脂質が必要になります。

タンパク質を食べるときは肉を食べますよね。肉には油がついているので脂質も取れるので
タンパク質(動物性のもの)100gを取れば脂質も取れます。

沖縄の医師・渡辺信幸さんによると
卵3個・チーズ6P・肉200g というわかりやすいMEC食という食事療法で4000人の沖縄の患者さんの栄養状態が改善したとのことです。こちらを食べることで最低量のタンパク質・脂質が取れるとのことです。
この基本料をまずしっかりとることが大事です

タンパク質をちゃんととってから、食べたい人はご飯や時々魚なども食べるといいのかなと思います。(ご飯などの炭水化物は食べすぎると太ります)

脂質でお肌がスベスベ

脂は体に悪い・太るといった思い込みから、肉料理の時は脂身を丁寧にとって料理していましたが、今はそのまま料理に使っています。脂は体に必要です 1日の食事に対して20〜30%取らなくてはいけません。
脂質は体の膜を作るので肌がスベスベになります。そしてホルモンを作りエネルギーにもなります
食べ過ぎた分は 体の外に下痢で排出されるそうです。
女性は高齢になるとホルモン不足などで更年期障害が起こったりしますが、これはコレステロール不足から起こります。不足している脂質をとると改善されるかもしれません

3大栄養素の炭水化物は摂りすぎて使われなかった分は脂肪になる

炭水化物は炭素と水素でできていて、成分は食物繊維と糖質でできています。
炭水化物はエネルギー源になりますが身体を作る要素はありません。
厚生労働省の資料や糖質制限の医師が書いた本を読んでみましたが、肝臓は糖を糖新生で供給すると書いています。実は、糖は食べなくても体内で作ることができます

パンや米は安価で買いやすいのですが、裏の栄養成分表を見ると糖質が高くタンパク質・脂質は少なめです。食べることでエネルギーになりますがタンパク質は少ないので体を作る要素にはなりません。
さらに白米は茶碗1杯角砂糖15個分です。それを一気に食べると血糖が急激に上がり、肝臓からインスリンが出て血糖を下げます。そうなると血糖の乱高下が起こり眠くなったり作業効率が下がります。そしてまた糖が欲しくなる・・といった具合で負のスパイラルに入ります。
そして使われなかった糖質は脂肪になります
炭水化物の過剰摂取は控え、食べるときはまず肉などのおかずを食べてから・・の方が身体には良さそうですね♪
体験談ですが、あんなにお菓子大好きだった私ですが(特に和菓子やお煎餅)タンパク質・脂質をしっかり取るようにしてからは 不思議と甘いものを欲しなくなりました。

最後に余談・・楽しく食事をいただくために・・

食欲は人間の三大欲求の一つです。それを満たすことは人間として幸せを感じられることだと思います。本当の意味で心身ともに満たされれれば、徐々に自分の自己実現に近づきます。
間違った認識でかたよった食生活で体調を崩していた私ですが、栄養学をいろんな角度から見て、知識を持ちながらその知識を自分の身体に合った方法に変えていくことが今後必要になってきます。

そういった意味から食事もビジネスに共通点があるように思えました。
食べたくないものは食べなくてもいい・・と思いますが、本当に身体が食べたいものと脳が勝手に食べたいと思わせているものは違うのではないか・・ これをビジネスで捉えると、自分が良いと思うサービスとお客様がいいと思うサービスの違いで考えられます。身体=お客さんが欲しているものはなんだろう・・それを知るためには、いろんな角度からの知識が必要でいろいろ試してみる試行錯誤が必要なんだと思います。

自分に合う食事を理解し、体質が変わってくると、自分の身体の五感も鋭くなると思われます。(味覚に敏感になるなど)
これを食べたら身体に悪いのではないか・・これは嫌いだけど身体にいいから食べておこう・・などと考えなくてもいいように、身体で自然に感じられるようになれば、楽しく食事を食べることにつながるのでは・・と思っています。

参考文献

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