子育て中の主婦が自分で仕事を始めるまで

SUGAFUDE 長崎県出身 神奈川在住
20代〜看護師として10年間病院勤務する
結婚し育児が落ち着いた後も、再び3年ほど看護師としてパートで働くが
心身共に現場で働く限界を感じる

新たなスキルを求めて、webデザインの技術習得とコンテンツマーケティングスタート
仕事を受注していく中で お客様の目標達成のお手伝いができる喜びを感じる。
現在も、ほぼ毎日朝から晩までPCと向き合い 日々研鑽中

組織の中で神経をすり減らしていた20代

看護師として病院勤務していたときに、癌患者さん対象のターミナルケアや、大学病院の小児病棟で働いた経験があります。盆・正月関係なし、夜勤も月に数回あるため、その頃の私の最大の望みは ”毎日夜にゆっくり寝ること”でした。
働き始めたばかりの私は、社会に出たときに強烈な洗礼を受けます。
というのも、先輩や上司に対しての口の利き方を知らず、人に頼ったりするのが苦手という組織の中ではなかなか難しい性質を持っていたからです。
しかし、そんな勘違い新人は先輩からかなり厳しく指導されます。

同期の看護師仲間で、不器用なタイプの人がいました。しかしこの人は上司や先輩に明るく接したり頼ることができたので、理不尽に怒られたりする事もなく可愛がられていました。(これはその時の印象で、本人は苦労や努力があったと今は思います)
私はといえば、可愛がられることもなく、仕事で失敗すれば大声で叱責される日々。一年で体重が10キロ減少。1年ほどすると、流石に要領を覚え上下関係も理解しうまく立ち回ったりもしましたが、一生組織の中で働くには限界があると感じていました。
しかし看護師以外にお金を得る方法がわからず、結局結婚・子供を産んでからも病院で働くことになります。

以前から、看護師や介護職の資格は一生仕事に困らない。だから資格を取ろうという風潮がありますが、現在全くそうは思いません。
その理由は、医療・福祉の現場は体力と気力が十分にないと自分が消耗し、命に直結する仕事なので心身ともにストレスフルでリスクが高いからです。

30代はひたすら育児 子供が生まれて変わった意識

よく”子育ては10年”といいますが、まさにその通りで、その過程は自分を嫌でも見つめ直す期間でもありました。
それまでの私は他人の視線や世の中の常識と言われるものを気にして、物事を決める基準になっていました
簡単に情報を得られるネット上の知識に振り回されていたのかもしれません。
また 世の中の常識から外れると不安いう謎の強迫観念も・・

人の視線に敏感になり、要領よく立ち振る舞うことが習慣になっていた私ですが、子供が生まれて少しずつ変わっていきます。
人の目を気にしていない子供は、自分の欲求に素直です。
人の視線なんて全く気にしません。そのことで他人の目線が気になる親は右往左往してストレスを抱え込み、メディアの情報にも振り回されます。(子育てはこうあるべきなど)

しかし段々と自分の思い込みからくる思考の偏りに気づきます。私の場合悩み事の原因は人からどう思われるかということから始まっている自分の信念がない
それに気づいた30代でした。
それからは本を沢山読み子育てにおいて実践した結果、自分や子供が幸せを感じているかどうかが大事と思うようになりました。
私は今まで思考によって自分を守ってきたつもりでしたが、それはもう手放していいんだと子育てをして学ぶことになりました。

資格があっても体力・気力がない

子育てがひと段落すると、働きたくなりました。主婦も立派な仕事ですが、お給料は発生しません。完全ボランティアですが、そこに喜びは見出せず何か自分にできないかと考えました。
40代で新しい仕事を始める知識も勇気もなく、看護師として仕事を探しました。しかし、体力・気力共に低下しており正社員として働くのは無理と判断し、パート勤務を3年ほど経験。
そして、パートでも看護師として働くと、かなり体力・気力を消耗しました。

コロナ下で自分を見つめ直す

コロナ状況下になり、仕事を辞めて自分を見直す時間が増えました。その時の自分の欲求は”好きなことを徹底的に学んで可能性を広げたい”でした。
70代YouTuber先生の動画を参考にして、1年間ほぼ毎日学生の頃から好きだった絵を描き続けました。

そして、スモールビジネスのことを何も知らない私は、好きな事で仕事ができるのではないかと淡い期待を持ちました。

好きなことを仕事にできない

まず、自分のイラストの需要があるのかないのか解らないため、HPを作ってSNSで宣伝してみました。当たり前ですが反応もなくこれでは無理だなと判断。
しかし反応がないからとすぐに諦めきれず、2ヶ月ほどイラストで仕事にできる道はないか模索することになります。10年以上触ってなかったPCを購入し、毎日触って模索する日々。
・・先が見えない事は、とても苦しい事に感じました。

期限を決めて本気になる

なかなか本腰になれない私は期限を設けることにしました。”3ヶ月で結果が出なければ外の仕事を探す”これを決めてから、やっと本気になれました。
人間というのは守られた環境では自分でお金を稼ぎたいとは本気で思えない。今までやってきたことは茶番だったことに気付きます。

しかし、何をしたらいいのか。イラストでは仕事もないし・・そこでWebデザインを学んで仕事の幅を広げることにしたわけです。
そして 日々学習したことをSNSに投稿していたところ、名刺デザインのお仕事依頼がありました。

最後に余談・・

自宅サロンや教室、またはハンドメイドなどを作って仕事にしたい・・そういう人は沢山いると思います。
そしてそんな熱い思いを持っている人の商品のクオリティはとても高く素晴らしいものが多いと思います。
でもそれをどうやって仕事にしたらいいのか・・コストがかかるばかりで赤字になるから辞めるといった方もいると思います。
ではどうしたらいいのでしょうか。
素晴らしい商品があるならそれを見せる場所を作らなくてはいけません。
まずはSNSで・・そしてもっと拡大したい、お客様を選びたいならしっかりとしたホームページが役に立ちます。
SUGAFUDEはそんなあなたのお手伝いをいたします。

SUGAFUDEのホームページ制作は、お客様の目的を達成するためのデザインを作ります。
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