チラシって本当に効果あるの？個人サロンが検証してみた

2023 11月に　個人エステサロンのキャンペーンチラシを制作しました。
結論から先に言うと、チラシは効果があるが、予算をある程度かけ継続することがポイント・・と言えます。

私が何年も通っている地域の美容室の話です。この美容室は、技術が高く接客も上手です。技術が高く、接客も・・というのはどのお店も大体はそうだと思います。
しかし、このお店はいつも予約でいっぱい。その理由を知りたくて、美容室のオーナーにどのような集客をしているのか図々しく聞いてみたことがあります。
新規のお客さんに来てもらうためには、まずサービスを知ってもらわなければいけません。
ということで毎月予算をかけチラシを５年間配ったそうです。
そこで新規のお客さんを獲得し顧客にしていきました。
その顧客がさらに口コミで新規のお客を紹介する・・といった感じだそうです。

集客の方法を知らなければ、つい外部に頼りがちです。有名な〇〇ペッパーなどに載せておけばお客さんは来るかもしれませんが、掲載料などの予算がかかる反面、他店との価格競争が起こるためなかなか黒字に転換できません。

立地がいい美容室で技術もあるお店が潰れてしまうのは、こういった理由があるのかもしれませんね・・

ということで、手書きイラスト入りチラシを配ってみた

集客は色々やってみて効果を検証していく必要があります。
個人エステサロン・ラポールさんにもチラシの話をして、キャンペーンチラシを制作することにしました。

２タイプのチラシを制作しました（イラストあり・なし）
チラシには、他店との差別化がはっきりするような効果的なキャッチコピーが必要です。
今回はお家サロンと言うワードを入れ他店との違いと強みをアピールしています。
イラストは手書きで書いて、親しみやすさがでるようにしました。

チラシを配った結果、予想通りになった

チラシの効果は平均で配った枚数の0.01~0.3％と言われています。(10,000枚配布して1人〜30人)
配った地域などにも影響されるので、色々場所を変えて検証する必要があります。
今回は、お試しということで1000枚をサロンの周辺にオーナーさんが配布しました。
1000枚では１〜3人が反応があると予想されます。その結果やはり１名の新規お客さんの予約がありました。
反応があったとしてその人数の売り上げがチラシにかかった金額よりも少なければ意味がないので、反応率を上げるには、色々な地域でターゲットを絞り予算をかけながら継続していく必要がありそうです。
配布するのも大変なので、地域に強い地元の配達業者さんに頼むのも一つです。
（ご近所の場合は、どのような人が住んでいるのかわかりやすいので自分で配達するというのはいいと思います）

集客していないのに潰れない床屋の謎

ところで・・積極的な集客をしていないのに潰れない床屋が近所にあります。
なぜ集客していないのにお店が継続しているのでしょうか？
その理由は新規のお客を確実に顧客にしているからです。
近くに集合住宅があること、床屋が近所に少ないということ、自宅が店舗ということで営業時間が早朝から、技術が高いのに価格が安い、ご夫婦で経営しており子供は奥様が対応するなどして、予約不要なのにほとんど待ち時間がないなどということもありおそらく近所の男性や子供が新規で来たと思います。
その人たちが確実に顧客になっているのでお店が継続していると思われます。最近は男性も美容室に行くことで顧客も減っているとは思いますがいつも行くと壮年の方や地域の小学生がいます。
このように条件が揃っている場合は顧客がいる限り潰れません。

新規顧客が顧客になるためには・・？

サービスや品質が良ければ自ずと顧客になり易いですが、ライバルが多い場合は、お店のファンになってもらうための工夫やアピールが必要だと思います。
そこで使えるのが LINE公式アカウントやメルマガ、SNS、ブログなどです。
新規の方と連絡が取れる媒体でお店の情報を適宜アピールできます。さらにブログを書くことでお店のこだわりやサービスを深くしてもらうことができ、お店の顧客（ファン）になってもらえます。
このようなことを地道にやる必要があります。

ラポールさんの強み

集客をお手伝いしているラポールさんは自宅サロンということもあり大手サロンとは違った安心感やサービスが受けられます。さらにお手伝いをしていて感じたことがあります。それは常に新しいことを学ぶ姿勢です。
サービスをお客さんに提供していくときに、何が求められているのかということを考え提供できることはすごく強みになります。求められることを提供し続けていくと自然と自分のサービスも深まり、お店もお客さんも幸せになるのでは・・と思います。私も個人事業主の方のお手伝いをすることで日々知識も増えて、結果仕事の幅が広がっていると感じます。

最後までお読みいただきありがとうございました！