こんにちは! 今回は、個人事業主や小規模ビジネスの方が集客を高め、ビジネスを成長させるために役に立つ
マーケティング本をご紹介します。
私自身は経営者の先輩から3年ほどスモールビジネスのやり方を教えてもらい、本や動画を沢山みながら実践してきました。
その中でランチェスター戦略を知り、弱者が勝てる方法があることを知りました。
ランチェスター戦略とは、20世紀初頭に軍事理論として登場しその方法をビジネスに応用したものです。
この本を読むと、個人店などが地域で勝てる方法がわかります。
【おすすめ本1】図解で身につく! ランチェスター戦略
「図解で身につく! ランチェスター戦略 (中経の文庫)」は、ビジネス初心者でもわかりやすいように図解で解説されたランチェスター戦略の入門書です。中小企業や個人事業主にわかりやすい内容になっています。
この本のポイントをまとめてみました
1.正面から戦わない
ランチェスター戦略の基本は、競争相手と正面から戦わないこと。 特に個人事業主の場合、大手と同じ土俵ではなく、自分の得意分野で他と被らないニッチなところで勝負する
2.自分だからできることを考える
大手と同じサービスを提供するのではなく、ターゲット顧客に対して「自分だからこそできること」を明確に打ち出す必要があります。例えば、特定の地域に特化したり、特定の年齢層に向けてサービスをカスタマイズするようにします
3.限られた予算で目標を絞る
ランチェスター戦略の基本である「リソースを集中する」ことは、特にスモールビジネスに非常に重要です。小規模なビジネスが大企業と同じ土俵で戦うことは難しいため、目標を絞って集中する方が効果的です。
4.お客様の1番になる
顧客の中で「このサービスならあの人」というように、特定の分野で顧客に覚えてもらえる存在になることが重要です。選ばれるようになるためには、お店の価値や特典を継続して伝えることが求められます。
5.柔軟性を持ち、お客さんのニーズに答える
個人事業主は変化に対して迅速に対応できる強みを持っています。 ランチェスター戦略では、小規模な事業者は環境の変化に敏感であり、顧客のニーズやトレンドの変化に即座に対応できる点が武器です
地域にあるランチェスター戦略で成功しているお店
地域密着型のサービス業や店舗、ニッチなオンラインショップなどは、限られたマーケティング予算で自分たちの強みを最大化し、成功している例が多いです。その例をご紹介します
1:近所にある化粧品小売り・エステ店は、駅から離れており立地的に条件は悪いのですが、何十年も経営しています。
集客としてはチラシを活用されているようです。このお店は地域にライバル店が少ないことと、ターゲット層を明確(中高齢の女性)にしており、地域密着型の成功例だと思います。
2:地域の美容院に予約がなかなか取れない人気店があります。こちらもターゲット層を明確にして、適切な集客を行い、地域密着型のお店として成功しています。
またSNSやwebサイトなどで情報発信を行い、地域にはチラシを配布するなど効果的な集客を選択して成功しています。
SNSでニッチな分野に集中して情報発信を行ったり、SEOやデジタル広告を使ってターゲット層に訴えるなど、
デジタルの強みとランチェスター戦略を合わせることで効果的に集客できます。
こぼれ話
最近は芸人さんにもランチェスター戦略的な売れ方だな〜と感じる人がいます。
それは、タブレット純さんという方。
サブカル系のイベントに多数出演しており、歌謡曲歌手としてはより異端な存在だと思いますが
独自のレトロな歌唱スタイルで注目を集めファンを獲得しています。
昭和スタイルを現代に蘇らせるセンスが素晴らしいのですが、急に始まるイラスト見せながらやるモノマネがシュールすぎて震えるほどです。
この方の動画やラジオを聴いていると、昭和のムード歌謡の知識はかなりマニアック。現代の人が聞いても昔すぎてわからないと思うのですが、70代以降の人にはハマる内容。この間浅草まで見に行ってみたのですがタブレットさんのファン層は50代以降の女性のようです。昭和の懐かしさを感じるからだと思います。そういった理由からニッチなところで売れている芸人さんなのではと感じました〜
