MENU
IT苦手な個人事業主のための集客とデザイン
  1. ホーム
  2. デザイン
  3. jpeg.pngなどのラスター画像をベクター画像に変換する方法~有料アプリと無料アプリを比べてみました

jpeg.pngなどのラスター画像をベクター画像に変換する方法~有料アプリと無料アプリを比べてみました

デザイン
e-suga

この記事は内容が古くなっていたので作り直しました。
イラスト制作をしていると、「ラスター画像しかないけど、ベクター画像に変換したい！」ということがありますよね。
例えば、ロゴを大きく印刷するために解像度を上げたい時や、イラストの一部を拡大して使いたい時などです。

ラスター画像はピクセルの集まりで構成されているため、拡大すると画像が粗くなってしまいます。
一方、ベクター画像は拡大・縮小しても画質が劣化しません。
そこで今回は、ラスター画像をベクター画像に変換するアプリとして、定番のAdobe Illustratorと無料アプリを比較してみました。
結論から言うと簡単なイラストでは無料アプリで十分！と言う結果でした。詳しく検証していきます。

アップにするとギザギザするラスター画像

ベクター画像はアップにしても綺麗

目次

ラスター画像とベクター画像の違い

まず、ラスター画像とベクター画像の違いを簡単におさらいしておきましょう。

比較項目ラスター画像ベクター画像
構成ピクセルの集合数式（点、線、曲線）
拡大・縮小粗くなる劣化しない
データ容量大きくなりがち小さくなりがち
主な用途写真、デジタルペイントロゴ、イラスト、図面
主なファイル形式JPEG、PNG、GIF、PSDAI、SVG、EPS

ラスター画像をベクターに変換する方法

ラスター画像をベクター画像に変換することを「ベクタライズ」または「トレース」と呼びます。この処理を行うことで、ラスター画像を、ベクター画像データとして変換できます。

e-suga

今回は、代表的なベクター編集ソフトであるAdobe Illustratorと、いくつかの無料アプリを比較してみました

1. Illustratorを使う方法

手順

  1. イラレを起動し、変換したいラスター画像を読み込みます
  2. 画像を選択し、ウインドウから「画像トレース」を選択
  3. 設定を調整（「詳細オプション」を使うと線や色数などを調節可能）
  4. 「トレースを拡張」してベクター化完了

メリット

  • 高精度のトレースが可能です
  • 細かな調整ができる（色数、線の調整、ノイズ除去など）
  • プロの品質が求められるデザインに対応

デメリット

e-suga

2023年にillustrator価格が大幅アップしてしまいました。色々調べてみましたが、お得に単体で買えるのはamazonのブラックフライデー・・か？
学生さんは安く購入できます

2.無料アプリを使う方法

Illustratorの代わりに無料アプリやオンラインツールを使う方法もあります。以下、いくつかのおすすめツールを紹介します。

① Vectorizer（無料）

PNGファイルをネット上でSVGに変換する
これは、有料のプログラムやサービスと同質の画像変換ができる、世界で唯一の無料オンライン・トレーサーです。https://vectorizer.com/ja/

  • 手順:
    1. Vectorizerのウェブサイトに画像をアップ
    2. 変換処理が完了したら、ファイルをダウンロードします。
  • メリット: 無料で手軽で簡単に使え、精度も良い。
  • デメリト: 細かい調整ができない

画像をアップロードします

SVGのベクター画像がダウンロードできました

② Vector Magic

  • 手順:
    1. Vector Magic のウェブサイトに画像をアップ
    2. ラスター画像をアップロード、ベクター化、プレビューすることができるがダウンロードは有料
  • メリット: 手軽で簡単に使えます。
  • デメリト: ダウンロードするにはサブスク契約が必要（購入版もあり）

Illustratorと無料アプリの比較

機能/特徴イラストレーター無料アプリ（例：Vectorizer、Vector Magic）
価格サブスク制無料（一部有料）
精度非常に高いツールによるが簡易的なものが多い
カスタマイズ高度な調整が可能基本的な調整のみ可能
学習コスト中～高（プロ向け）低～中
用途プロ仕様、印刷物や複雑なデザインウェブ活用や簡易デザイン
  • イラストレーターが向いている人
    • デザインの精度を重視する
    • プロとして活動している、または高い機能を求める
    • 費用に問題がない
  • 無料アプリが向いている人
    • コストを抑えたい
    • 簡単なロゴやアイコンを作りたい
    • デザイン経験が少なく、手軽に試してみたい

まとめ

簡単なイラストをベクター化するのは無料アプリがお手軽で、精度も変わらないという結果でした。
必要に応じて Illustrator・・がおすすめです。無料アプリでも、ちゃんとベクター画像に変換されていますが、細かいイラストなんかは精度は落ちそうです。

名刺デザインやロゴなどをラスター形式で作った時に、印刷会社さんからAi形式で入稿してね！と言われたり、
クラウドソーシングなどで　デザイン案はAi形式で作ってください！
なんて指示があった時にはadbe Illustratorで行います。

あなたに最適なツールを選んで、ぜひデザインを楽しんでください！

デザイン
Adobe Illustrator ベクター ラスター
よかったらシェアしてね！
  • URLをコピーしました！
  • URLをコピーしました！

この記事を書いた人

e-design

このホームページは、集客やマーケティングで日々研究していること、日々のデザインなどをまとめています

詳しいプロフィールはこちらからどうぞ♪

関連記事

目次